今回は東京都文京区関口、東京メトロ有楽町線江戸川橋駅付近での夕方の都市景観です。このあたりは駅前の目白通りに首都高速5号池袋線の高架線が沿っており、街の景観を成しています。高架下の夕陽の街角風景をどうぞ。
江戸川橋 黄金色の高架下
強烈な西日が黄金色に染める首都高速高架下。「目白通り(東京都道8号千代田練馬田無線)」、江戸川橋交差点付近です。眩しい光の中に交差点の信号待ちをする車列が見えます。江戸川橋交差点の西側、丁度夕陽の方向に延びて行く道路はこの交差点を東の起点として新宿区西早稲田、落合方面に向かう「新目白通り(東京都道8号支線)」です。このあたりは新宿区との区境が近い地区です。で、ここの上に架かる高架橋は「首都高速5号池袋線」。
夕陽の江戸川橋高架下 江戸川橋方向
夕陽に照らされた高架下の奥にチラッと見えるのが駅名の由来「江戸川橋」。
神田川沿いの夕焼けに染まる高架下
前の写真の反対方向、飯田橋方向を見ています。西日が染める地面に長い影が伸びる首都高速高架下の歩道風景。画面左側に見えるフェンスの下には神田川が流れています。目白通りは丁度神田川に沿うかたちで飯田橋方面に向かいます。
江戸川橋付近の神田川 夕映えの寸景
ところで江戸川橋とは申しましても「江戸川」区ではありません、文京区です、念の為。この地域を神田川が流れていますが、昔このあたりの流れを「江戸川」と呼んだそうです。そこに架かる橋なので「江戸川橋」、そしてそれが付近の地域名になったそうです。現在はこのあたりに「江戸川」を含む町名は残っていませんが橋の名前、地下鉄駅名等に名前が残っています。写真は神田川、江戸川橋(橋名の方です)とその東隣(下流側)の華水橋(はなみずばし)の間の夕照風景。護岸された都市型河川です。
江戸川橋 夕陽の街角
江戸川橋交差点の向こうのビルの谷間に夕陽が沈んでいきます。周囲の建物はシルエットに変わり、目白通りに並ぶ車列の赤いテールランプが印象的な、日没間近の時間、街角の情景。
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付近の神田川に架かる「華水橋」の夜景です。