今回は東京都江東区豊洲六丁目、新交通ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)市場前駅の北西側にあった、更地の区画とその先の景観です。撮影は2018年(平成30年)3月、市場前駅周辺の豊洲市場は未開場の頃の風景です。この頃、豊洲六丁目地区の再開発は随分進んでいた一方でまだ所々に更地のままの区画が残っており、市場前駅の駅前北口にも割合広い更地の区画が残っていました。その駅前の再開発区画の彼方には都心方面(中央区、港区方面)の高層ビル群が眺望できました。再開発期の豊洲六丁目地区、一頃の風景です。
豊洲六丁目 更地の彼方の東京都心
江東区豊洲六丁目、新交通ゆりかもめ市場前駅の北西側に広がっていた更地の区画の眺望。スッキリとした更地のその先に都心方面の風景が見えます。手前から「江東区」(ほぼ更地、左側の建物は豊洲市場の施設)、晴海運河の対岸「中央区」(右側の建物群から中央左側にかけて、よく見ると画面中央左寄りに晴海五丁目地区の晴海客船ターミナルと寄港中の赤い煙突の大型客船が見えます)、そして更に隅田川河口~東京湾の対岸「港区」(中央奥の高層ビル群)です。
更地の彼方は港区の街
赤茶けた更地の彼方に霞む港区の高層ビル群。画面中央左寄りに高く見える高層ビルは港区芝浦の浜松町ビルディング(かつての東芝ビルディング)、中央右寄りには港区芝公園の東京タワーが見えます。ちなみに江東区豊洲六丁目市場前駅付近から北西方向の港区芝公園四丁目東京タワー付近まで直線距離でおよそ4kmです。その手前に見える構造物は豊洲大橋の豊洲側基部付近です。
更地の先には豊洲大橋
更地の先に見える環状二号線「豊洲大橋」(撮影時、一般には未開通)。画面中央付近、丁度橋の向こうに見えるクレーン群や建物群が建つのは晴海運河の対岸、中央区です。高い煙突は中央区晴海五丁目の中央清掃工場、その周辺に再開発工事中の作業クレーン群が見えます。右側の高層ビルが建つのは晴海地区の北側を流れる朝潮運河の対岸の街、中央区勝どき地区です。
西陽照らす豊洲大橋と晴海の高層ビル群
西日に照らされる豊洲大橋と中央区晴海地区の高層ビル群。豊洲市場施設前の柵の隙間から見た風景です。豊洲大橋の背後に見える高い三棟は晴海三丁目地区のタワーマンション群、右側の頂部がブルーの高層ビル群は晴海地区中心街の「晴海トリトンスクエア」(晴海一丁目地区)です。豊洲大橋は撮影時点では一般には未開通でしたが、日中は晴海五丁目付近で進む再開発工事の工事車輌の出入りに使われていました。写真でも丁度西日を受けた橋の上にミキサー車が走っているのが見えます。
更地の向こうの市場前駅
この写真は今までの写真とは逆側、晴海運河沿いの遊歩道から見た「更地の向こうの市場前駅」ですね。画面左端に市場前駅、右側の建物群は豊洲市場の施設群です。 画面中央付近から右端にかけて見える道路が環状二号線の一部(撮影時は一般未開通)で、この道路の右端の先に豊洲大橋が架かっています。
豊洲大橋の手前 フェンスの彼方の都市景観
再び市場前駅の駅前から都心方面の風景です。前の写真の画面中央、白い構造物(歩道橋)の下から西北西側を見ています。フェンスの向こうの道路「環二通り」の右端が登り坂になっているあたりから先が豊洲大橋です。遠くには中央区の中央清掃工場の煙突や港区の高層ビル群が見えます。画面中央から一寸左寄りには東京タワーが見えます。
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