今回は東京都江東区、有明一丁目地区および有明北橋からの夜景眺望です。撮影は2018年(平成30年)3月、この頃の有明一丁目地区は南側にタワーマンション等が建つ一方でまだ広範囲にわたる更地が残っており、再開発中の更地が広がる夜の風景の先には東京湾岸エリアの灯が見えておりました。
夜に煌めく連絡橋に 水面照り映える東雲運河
東雲(しののめ)運河、有明北橋からの夜景眺望。東京港に跨がるレインボーブリッジと対岸の港区方面の街の灯が煌めき、その光が運河の水面に照り映えています。運河の北岸(右側)は江東区豊洲六丁目地区、明かりの点いていない大きな建物は撮影時未開場だった豊洲市場の施設(水産卸売場棟)です。
湾岸の光を背にした島影と淡く映ずる東雲の水面
煌めくレインボーブリッジとは対照的に手前は夜らしい風景ですね。東雲運河の中の「旧防波堤」のこんもりとした島影とうっすら青い運河の水面が佳き風情を醸しているような気がしないでもありません。
有明の更地と運河と湾岸の輝き
前写真よりもう少し広い視野の眺めです。こうして見ると空き地側はうっすら明るいですね。有明一丁目地区の南側(左側)や西端部(左側正面)は既にタワーマンション等が建っていて、その建物の照明で照らされているのです。対して東雲運河・旧防波堤側は真っ暗、貴重な「都会の闇(物理的な意味で)」という気もします。
有明再開発地 夜光眺望
有明北橋の上からの東雲運河と有明一丁目再開発区画の眺望。南側のタワーマンション等の照明に照らされる更地の夜景。中央奥にはお台場地区の高層ビル群が見えます。
有明一丁目夜光眺望 枯れ野の更地と新しき街の灯
有明北橋の有明地区側橋詰付近より、夜の暗い枯れ野の更地とその先に輝く開発の進んだ街区の対比。
有明の枯れ野の彼方に湾岸の灯
枯れ野の彼方に湾岸風景、いずれ開発が進めば過去の風景。
有明一丁目夜光眺望 駅前のフェンスの彼方に煌めく湾岸
有明一丁目の再開発エリアの周囲はフェンスが廻らせてありまして、この地区の最寄駅新交通ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)「有明テニスの森駅」の駅前の路上からはこんな風景でした。
有明の見上げた夜空に淡く瞬くオリオンと大三角
有明一丁目地区の開けた風景の上空、春まだ浅き三月の夜空には冬の大三角とオリオン座。再開発地区とは言え、既にタワーマンション等明るい建物が建っているのでうっすら淡い光で瞬いています。よく見ると画面中央左付近にシリウス、その左上方にプロキオン、そこから右方向に目を遣るとベテルギウス、ベテルギウスの下に三ツ星が見えて、ああ、その辺がオリオン座、と。
関連記事:有明一丁目地区の夜景
2018年2月撮影。
2018年3月撮影。
関連記事:新交通ゆりかもめ沿線 江東区内再開発地区の夜景
市場前駅前より、2018年2~3月撮影。
新豊洲駅前より、2018年2~3月撮影。