今回は東京都台東区浅草・浅草寺の師走の寸景、「浅草寺歳の市」「納めの観音」とも呼ばれ、例年12月17~19日の3日間開催される年の瀬の風物詩、羽子板市の日の夜景です。
師走の浅草寸景 仲見世通り
雷門を入ったところ、仲見世通りの入口です。賑わいは通年の事、年末に限ったことでもありませんが先に見える鏡餅の飾りと賀正の幟に年の瀬の雰囲気を感じて頂けますでしょうか。
師走の浅草寸景 羽子板市の夜の宝蔵門前
仲見世通りを過ぎると見えてくる宝蔵門。先述の通りこの日は羽子板市の日、夜の門前は羽子板を並べた露店と参拝客で賑わっています。
師走の浅草寸景 羽子板市 其の一
客で賑わう羽子板の露店前。
師走の浅草寸景 羽子板市 其の二
電球の灯りに照らされた色彩鮮やかな飾り羽子板。見事なものです。
師走の浅草寸景 羽子板市 其の三
伝統的な歌舞伎の飾り羽子板の数々。
師走の浅草寸景 宝蔵門 小舟町の大提灯
宝蔵門にかかる「小舟町」と大書きされた大提灯とその下の賑わい。ちなみに小舟町(こぶなちょう)とは中央区・日本橋小舟町(最寄駅は都営浅草線・東京メトロ日比谷線「人形町駅」)で、江戸時代に小舟町の商人たちが大提灯を奉納したのが始まりとの事。
師走の浅草寸景 五重塔 其の一
宝蔵門を入ったところで左手に見える五重塔。手前の露店にも客の賑わい。
師走の浅草寸景 五重塔 其の二
こちらも同じく五重塔前の寸景。右手に見える屋根が本堂。
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