今回は東京都千代田区神田界隈、外神田・神田駿河台・神田淡路町・神田須田町・神田岩本町・岩本町・東神田と、一寸広い域内で撮影した街角の夕景~夜景です。
昌平橋、仰ぐ夕空の松住町鉄橋
千代田区外神田と神田淡路町の間を流れる神田川に架かる昌平橋、その外神田側の昌平橋交差点上を跨ぐ秋葉原のアーチ鉄橋・松住町架道橋。秋葉原電気街の西の入口とも申せましょう。街路灯が灯りだす頃合、見上げたアーチ鉄橋に総武線電車の窓の灯りが流れてゆく夕刻の情景。
※神田松住町:1872年(明治5年)~1964年(昭和39年)まで存在した町名。1932年(昭和7年)松住町架道橋架橋当時の町名です。現在の外神田二丁目1~4番地。写真左手側にあたります。
神田川橋梁、暮れなずむ時刻
昌平橋の西、松住町架道橋に連続して神田川に架かる神田川橋梁。見上げた鉄橋がシルエットになる時刻、御茶ノ水方面に向かう総武線電車のテールランプ。
旅籠町高架橋夕景 アーチの向こうの中央線
外神田一丁目、松住町架道橋の秋葉原駅側に続く旅籠町高架橋の夕景。特徴的な高いコンクリートアーチ。秋葉原周辺は魅力的な鉄道高架橋の宝庫ですね。アーチの先には万世橋高架橋を行く中央線電車。
淡路坂 夕暮れ空と中央線電車
JR御茶ノ水駅聖橋口前から秋葉原方向へ下る淡路坂。夕暮れ空の下、並走する中央線電車の窓の灯りが走り抜けて行きます。
淡路坂夕景 築堤の中央線電車
淡路坂途中から秋葉原・昌平橋方向。築堤と言うか高架線を行く中央線電車。コンクリート築堤の先、高架下に灯りが見えるところは昌平橋ガードに続く四連レンガアーチが美しい紅梅河岸高架線です。
淡路坂夕景 築堤の総武線電車
前写真と同じ位置で撮影した総武線電車。中央線と分かれた線路の先に松住町架道橋のアーチ鉄橋が見えます。
神田駿河台紅梅通り 宵の情景
JR御茶ノ水駅近く、紅梅通りの一角。いつもの駅前、夜の街角情景。
神田淡路町新坂夜景
神田淡路町二丁目の新坂。坂下の通り(外堀通り)の左方向に昌平橋。
神田須田町一丁目街角夜景 蕎麦屋前の五叉路
神田須田町一丁目、神田淡路町二丁目と境を接する蕎麦屋前の五叉路の夜景。昌平橋へ行くなら左手の道、万世橋なら右手の道へ。
神田須田町二丁目 自販機群の灯り
万世橋の南、中央通り(国道17号)東側の裏通りに入ったあたり、一寸知られた自販機群。夜になり、あまり人通りもない時間帯。
神田須田町二丁目街角夜景
神田須田町二丁目の一角。須田二仲通りの西端あたり。路地の先に中央線の高架線。第2小柳町橋高架橋といいます。中央通りを万世橋架道橋で越えてすぐ南(神田駅側)にカーブして連なる高架線です。
須田二仲通り街角夜景
神田須田町二丁目、須田二仲通りの東端あたり。須田二仲通り沿いは企業の事業所や雑居ビル、小さな飲食店が数件、それにマンション、といった感じ。秋葉原駅近くの商業地ながら駅前のような喧騒もなく。あまり人通りもない夜道の灯り。
岩本町駅前街角夜景 首都高と昭和通り
岩本町三丁目、都営新宿線岩本町駅前・岩本町交差点(昭和通りと靖国通りの交点、画面左下あたり)付近にて。昭和通りと首都高速1号上野線の高架線夜景。背景のビル街は神田岩本町。
※岩本町と神田岩本町:岩本町は昭和通りの東側一帯、一~三丁目。神田岩本町は昭和通りの西側、昭和通りと神田須田町二丁目に挟まれた狭い地域。
東神田街角夜景
神田地域の東端に位置する東神田の一角にて。東神田地区は隣接する日本橋馬喰町(中央区)等と並ぶ問屋街、企業の街という感じでしょうか、夜間は賑やかな感じはしません。
東神田夜間路上観賞
東神田の古い建物、街路灯に照らされた壁面の陰影。
万世橋夜景 古いレンガ壁と中央線電車
秋葉原駅近くの万世橋。旧万世橋駅の古いレンガ壁と駆け抜けてゆく中央線電車。
※この写真は一寸古い写真です。2009年10月撮影。写っている電柱はかつての都電の架線柱で大変貴重なものとしてファンに知られていましたが2010年頃撤去されてしまいました。ちなみに万世橋を渡る都電が廃止されたのは1972年(昭和47年)11月12日のこと。
万世橋より夜景眺望 万世橋高架橋と神田川
万世橋より、万世橋高架橋と神田川の先に昌平橋を望む。彼方の神田川橋梁には特急形のE257系電車、松住町鉄橋にさしかかるところです。
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