今回は東京都中央区晴海五丁目、再開発がほぼ終わった新築の街並みの日没間際の風景です。晴海五丁目地区では数年に亘って再開発工事が行われていましたが、今回の写真を撮影した2020年2月頃は外見上はほぼ完成しているようで、すっかりマンションの街並みになっていましたが警備員以外にまだ人影はほとんどありませんでした。そんな完成直後頃の晴海五丁目再開発地区、日没間際の一寸独特の雰囲気の街角風景をどうぞ。
日没間際の晴海五丁目 其の一
環二通り・晴海五丁目交差点より晴海五丁目地区、夕暮れ空に聳える巨大な煙突、薄れゆく夕焼けを映す新築マンション群とほとんど無人の街路。右手は中央清掃工場(2番地、2001年竣工)、地区内では割と以前からある施設です。より高空に煙を排出するための非常に高い煙突(高さ177.5m)が特徴的で、かつてはほとんど何もないような地区内にこの煙突がニョキッと立っていたわけです。中央の道路が同地区中心の道路(撮影時、通称なし)で道路奥(9・10番地)と左手の建物(3番地)が再開発による新築です。道路の先は東京湾で彼方の夕焼けのシルエットは東京湾対岸の港区沿岸域の街並みです。
日没間際の晴海五丁目 其の二
こちらは8番地と6番地の間の道路より、前述の中央清掃工場方向。左手の新築マンションが8番地、右手が3番地、6番地(晴海埠頭がある区画)は背後です。このあたりは環二通り~中央清掃工場~晴海客船ターミナルのルートにあたります。撮影時、再開発地区内で一般者が歩けるのはこのルートくらいでした。
日没間際の晴海五丁目 其の三
8番地と3番地の間。左手に8・9・10番地。
日没間際の晴海五丁目 其の四
8・9・10番地付近の新築の街並み。建物の前はまだ更地のよう。公園か広場になるのでしょうか。
日没間際の晴海五丁目 其の五
9番地前の道路より西方向。奥へ行く道路は撮影時一般立入禁止、この先の晴海ふ頭公園も整備中のため休園中でした。無人の街と彼方の夕焼けの街(先述の通り、港区沿岸部)。
日没間際の晴海五丁目 其の六
晴海五丁目地区中心部(地理的)の交差点より西方向。この角度から見るとレインボーブリッジ(東京港連絡橋)の一部が見えて湾岸エリアらしい感じ。
日没間際の晴海五丁目 其の七
同交差点より、先述の地区内中心道路方向。夕空に高く聳える中央清掃工場煙突と晴海中心街の高層ビル群。この道路の先が晴海地区の中心街になります。中央奥の二棟並んで見える高層ビルは晴海トリトンスクエア(晴海一丁目、実際は三棟)。
日没間際の晴海五丁目 其の八
中央清掃工場近くの「ほっとプラザはるみ前」バス停付近。終点「晴海客船ターミナル」のひとつ手前。道路にはフェンスやら移動式ガードレールやらが大量に置かれ何か物々しい雰囲気。
日没間際の晴海五丁目 其の九
中央清掃工場前より西方向。晴海客船ターミナルは画面左奥方向です。再開発前はこのあたりから客船ターミナルや晴海埠頭の船、レインボーブリッジ等、湾岸の風景が見えたものでしたが晴海ふ頭公園方向の一部を除きビルに囲まれた風景に変わりました。
日没間際の晴海五丁目 其の十
こちらは環二通り・豊洲大橋の袂より新築マンション群の間。右手が3番地、左手は晴海埠頭に面した(手前から)4・5・6番地となります。撮影時、この道路は一般立入禁止。
日没間際の晴海五丁目 其の十一
少し角度を変えた一枚。マンション群の間の彼方にレインボーブリッジ。ちなみに夜になると本当に真っ暗になるので立入禁止の無人の街でも街路灯はつけるようにしたようです。
関連記事:晴海五丁目・再開発期の記録
「中央区・晴海五丁目 建設中の夜歩き寸景 -2019年6月下旬-」
「中央区・晴海五丁目 晴天下路上寸景 晴海埠頭付近再開発景観記録」
2018年3月撮影。