今回は東京都港区愛宕より、都心の緑の天然山・愛宕山あたりの夕景です。港区愛宕地区は同区北部に位置します。西は虎ノ門地区、東は西新橋地区に挟まれた地区で、愛宕山は南北にのびた丘陵になっています。
愛宕神社夕景 木々の中の大鳥居
東京23区内において天然の山として最高峰、愛宕山。山頂標高25.7m。夕暮れの木々に囲まれた大鳥居は山頂の愛宕神社。
※新宿区戸山二丁目・戸山公園内の箱根山は山頂標高44.6mですがこちらは江戸時代に築かれた人工の山。ちなみに東京23区標高最高地点は練馬区南西部。水準基標設置点としては練馬区関町北四丁目・都立石神井高校内の標高54.02m。一説には関町南地区に57~58mの地点があるとも言われていますがこちらは基標なし。
出世の石段 夕暮れ時の情景
愛宕山山頂より夕暮れ時の愛宕神社男坂。いわゆる曲垣平九郎・出世の石段。こうして見ると坂下の鳥居からこちら側は森の中のよう。
愛宕トンネルの中
愛宕山を貫く愛宕トンネルの中。
都心の山岳トンネル 愛宕隧道
愛宕トンネルを東側から。23区内唯一の山岳トンネルとの事。丁度トンネル直上が「山」という感じ。ちなみにトンネル左手にエレベーターがあります。エレベーターで登山出来る山です。
東京タワーと宵の明星
このあたりは東京タワー(港区芝公園四丁目)にも近い地域。東京タワーは愛宕山の南方にあたります。路上で見上げた夕暮れ空に鮮やかなオレンジ色に灯る巨塔、頂の傍に瞬く宵の明星。