今回は東京都千代田区・新宿区の区境にして桜の名所の「外濠」、その「新見附濠」の春景色です。JR中央線(中央総武緩行線)・市ケ谷~飯田橋間に沿う旧江戸城外濠の、JR市ケ谷駅前「市ヶ谷橋」から市ケ谷~飯田橋間のほぼ真中に位置する「新見附橋」までの濠を「新見附濠」といいます。
新見附濠春景色
晴天の新見附濠春景色。濠の水面の先を快走する総武線電車、土手の上の外濠公園には染井吉野。手前の桜は花と若葉が一緒になっているので山桜でしょう。背景は千代田区九段の街並み、都心真中の春の情景です。
新見附橋より新見附濠と市ケ谷駅遠望
新見附橋から遠望した、新見附濠の水面の先のJR市ケ谷駅。左手の土手の上に染井吉野が一寸。プラットホームには丁度秋葉原方面行きの総武線電車が到着したところ。
春の土手と総武線電車
新見附橋、菜の花の土手と黄色い総武線電車。ここだけ切り取ると東京都心の真中とは思えないような風景。(左手が飯田橋・秋葉原方面、右手が市ケ谷・新宿方面)
春の土手と中央線電車
外堀通りより、桜の土手の下を行く中央線電車。
市ケ谷駅前 春の釣り堀
市ケ谷駅付近。まだ一寸早い染井吉野の枝の向こうに市ケ谷の釣り堀(市ヶ谷フィッシュセンター)と奥にJR市ケ谷駅。春の陽気の中、釣り糸を垂れる太公望がちらほら。
市ヶ谷橋より 春の新見附濠
市ケ谷駅前、市ヶ谷橋より春の新見附濠。桜咲く土手下の線路を飯田橋方面から中央線電車がやってきます。外濠公園の土手の桜に比べ、こちら側はまだまだ。ちなみに手前の橋(水道管)は市ヶ谷橋の隣に架かる「市ヶ谷水管橋」という上水道管橋です。こちら新宿側から奥の千代田区方面へ水を供給しています。
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