都心北西部の東京都練馬区、その北西部を流れる川を「白子川」と申します。練馬区内に水源を発し、住宅街を縫うように流れ、最終的に板橋区三園で新河岸川に灌ぐ都市型河川です。今回撮影した「向下橋」はその上流域、練馬区大泉町二丁目・四丁目境の流路に架かる橋で、二丁目側の岸には約140m程にわたって「あかまつ緑地」という南北に細長い緑地帯があります。緑地には染井吉野も植えてありまして、今回はその向下橋とあかまつ緑地の春は桜の時季、夕暮れ時の風景をどうぞ。
白子川とあかまつ緑地、薄暮の染井吉野
練馬区大泉町四丁目の川沿いより、薄暮の白子川とあかまつ緑地、仄暗い中に浮かぶ染井吉野。染井吉野の傍の湾曲した幹の松の木が「赤松」でしょうか。白子川は上流方向を見ています。奥に架かる橋が「向下(むこうした)橋」です。
向下橋 春の夕景 大泉町二丁目側より
向下橋夕景、東側の大泉町二丁目側より。向こうは大泉町四丁目。右手の染井吉野はあかまつ緑地の南端入口付近。
向下橋 春の夕暮れ あかまつ緑地より
あかまつ緑地より向下橋側面。橋の上流側にも両岸に染井吉野。ただし向下橋から上流側の川沿いには道がありません。
向下橋 春の夕暮れ 大泉町四丁目側より
西側、大泉町四丁目側より向下橋の銘。対岸の二丁目側が少しのぼり坂になっています。あかまつ緑地も川沿いの土手です。
あかまつ緑地の桜並木
あかまつ緑地の土手上側には染井吉野の並木があります。丁度満開の頃の夕暮れ風景。
向下橋より 薄暮の白子川とあかまつ緑地
向下橋よりあかまつ緑地と白子川下流方向。あかまつ緑地の地形が土手状なのがわかります。ちなみにあかまつ緑地の土手上道路側は染井吉野の並木になっていますが川沿いには数本あるだけです。でもそれもまた風情があって良いと思います。
あかまつ緑地 川沿いの夕暮れ桜
あかまつ緑地南側から入ったところ。川沿い歩道の桜の一本。
あかまつ緑地 池と桜の夕暮れ風情 其の一
あかまつ緑地中程に小さな池があります。薄暗い池と木々の間に浮かびあがる染井吉野の花群。
あかまつ緑地 池と桜の夕暮れ風情 其の二
緑地の池あたりの染井吉野と川沿いの小路。日が暮れるとけっこう暗くなります。
あかまつ緑地 池と桜の夕暮れ風情 其の三
染井吉野と池の薄暮の風情。ちなみにこの池は人工池で緑地北隣の全薬工業敷地内から湧水を引いているとの事(という看板があります)。
薄暮の白子川 染井吉野と松林
大泉町四丁目側より、白子川下流方向と池の染井吉野、あかまつ緑地北側。この角度で見るとやはり緑地には松の木が多いようです。下流側に架かる橋の名は「全薬橋」。緑地北隣の全薬工業の正門前に架かる橋です。
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