千代田区・飯田橋駅旧ホームにて
電車のいる風景



東京都千代田区、JR中央総武緩行線「飯田橋駅」といえばかつては急カーブ上にホームがあるため電車とホームに広く隙間が開いてしまう駅でしたが、新宿寄り牛込濠沿いの直線区間に約200mホームを移設する改良工事により長年の問題を解消したのでした。今回は新ホーム使用開始前の急カーブの旧ホーム上より、電車のいる風景です。撮影は2020年3月、移設新ホーム使用開始(2020年7月)の4ヶ月程前の様子、変わってしまうと懐かしい風景です。


飯田橋駅旧ホーム   新宿方面行きホーム風景   其の一

飯田橋駅の旧ホーム

2020年3月撮影の飯田橋駅、総武緩行線・新宿方面行きホーム。水道橋方面に大きくカーブした旧ホームに秋葉原・水道橋方面から到着する総武緩行線電車・E231系500番台。丁度急行線を並走してやって来る中央線電車は二編成しかなく希少な209系1000番台です。


飯田橋駅旧ホーム   新宿方面行きホーム風景   其の二

飯田橋駅の旧ホーム

こちらは急行線を通過してゆく中央線E233系東京行き。電車がいない総武線ホームの見事な曲がり具合いが注目点。


秋葉原方面行きホームと駅東口風景

飯田橋駅の旧ホーム

旧ホームと飯田橋駅東口駅前の眺め。カーブの外側です。ホームには秋葉原方面行きの電車が到着するところ。このあたりからは駅名の由来となっている「飯田橋」が見えました。駅前歩道橋の手前がそれで、幅員の広い左側が「飯田橋」(外濠の橋)、「目白通り」が渡ります。ちなみに幅員が狭い右側の橋(グレーのコートの女性の先)は「船河原橋」(神田川の橋)といいます。


旧ホーム水道橋寄りから見る電車とホーム

飯田橋駅の旧ホーム

旧ホーム水道橋寄りの位置からの風景。ホーム両側に電車のいる風景です。中野行き電車は発車したところです。


旧ホームより飯田橋通り架道橋付近

飯田橋駅の旧ホーム

急カーブのホームを去ってゆく総武線中野行き電車。カーブの先のグレーのカバーで覆われた建物が飯田橋駅西口駅舎、当時は改装工事中でした。ちなみにグリーンに塗られた駅構内の鉄橋は「飯田橋通り架道橋」(ホーム上から見えた橋体の表記。写真でも見えます。ガード下の壁に付けられた銘板は「飯田橋通ガード」で「り」無し表記)といいます。丁度駅東口のガード上にあたります。この鉄橋下の道路は先述の「目白通り」。「目白通り」の通称が付けられる以前は「飯田橋通り」とか呼ばれていたのでしょうか、知りませんが。


旧ホームより水道橋方向の急カーブ風景

飯田橋駅の旧ホームからの風景

旧ホーム水道橋寄り端付近より、秋葉原方面へ去ってゆく総武線電車。急カーブ上ですれ違う急行線の列車は中央線特急「あずさ」「かいじ」等に充当される特急型E353系電車です。


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牛込橋から見た牛込濠と新ホーム千代田区・飯田橋駅2020年3月 牛込濠と使用開始前の新ホーム