今回は東京都練馬区石神井町3丁目、西武池袋線・石神井公園駅前の路地の奥に鎮座する大鷲神社大國天社、秋は霜月11月の夜の風情でございます。大鷲神社の11月といえば酉の日に開かれる賑やかな酉の市でございますが今回は酉の市当日ではなく酉の市の間の日、まあ普通の日の様子なのですが、ただ本当に普通の日とちょっと違うのは境内に酉の市の設えの準備がしてあるところ、ここがちょっと違うところです。撮影は2022年11月、実はこの石神井大鷲神社周辺は再開発されるそうで、神社前の掲示物によれば神社境内を含むあたりに高層ビルが建ち、神社はその2階部分(露天部分をつくるらしい)に移転、その工事期間と思われますが神社は “ 来年度(2023年度)から5年間の予定で和田稲荷神社(徒歩5分程の近隣の神社)に仮遷座 ” (←掲示物より抜粋、カッコ内は筆者注)するとのこと。また随分大きく変わるようで、掲示物の予定通りに進むのであれば現神社風景が見られるのは2022年度が最後となるようなので、それならば今のうちに撮っておこう、と思いました次第。ではどうぞ。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の一
酉の市の提灯等が飾られた石神井大鷲神社、でも祭り当日ではないのでひとっ気は無し。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の二
石神井公園駅前の路地から入る大鷲神社参道。写真では明るく見えますが実際はここ入れるんだろうか?とちょっと躊躇するくらい真っ暗なんです。(大丈夫、入れます。)
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の三
石鳥居と境内。本当、真っ暗なんです。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の四
神社本殿、一応本殿には明かりが点いてましたが。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の五
本殿と酉の市の設え。左手は縁起熊手の露店の出店場所、右奥のテントはお焚き上げ場、右手前のテントは仮設の神楽舞台。ちなみに本殿の強い光は人感センサーで点いたライトで、実際はこれが点いても暗いんです。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の六
本殿脇より。こういう古い木造社殿とか、良い雰囲気だと思うんですがねぇ、再開発でどうなるんでしょうかねぇ…。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の七
本殿前に大鷲神社大國天社の大提灯。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の八
ちなみに境内にある建物は本殿だけです。社務所とかはありません。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の九
この日は朝まで雨だったのでテントの上には濡れ落葉。
石神井大鷲神社 秋の夜の境内 其の十
境内より参道方向。参道の先のあたりが明るく白トビしていることからも実際境内は真っ暗だとおわかり頂けるでしょう。あ、ちなみに神社の境内で三脚なんて使うもんじゃないと思ったんで、今回の撮影は全て手持ちです。カメラの性能も良くなったもんです。ただ撮った写真はやっぱりかなり暗かったので明るさを補正して見やすくしております。
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2022年11月撮影。
こちらは2010年代の様子。
2022年撮影、昼間。