今回は東京都港区六本木5丁目より、「饂飩坂(うどんざか)」の夜歩き風景でございます。六本木交差点近くの外苑東通りから折れる繁華街の中の短い坂道でして名称の饂飩はもちろんあの「うどん」です。難しい漢字ですね。ではどうぞ。
饂飩坂 坂下より全景 其の一
饂飩坂、坂下より。坂上までおそらく50m程でしょうか、 短い坂道です。坂上に見えるビルは即ち外苑東通り沿いのビル。
饂飩坂 坂下より全景 其の二
まあ、標柱がなければただの坂の路地ですな。で、饂飩坂下は三叉路になっております。ちなみに左下方向の坂下で六本木交差点から下りてきた芋洗坂と合流します。
饂飩坂 坂下の標柱
説明によれば「天明年間末(1788)頃まで松屋伊兵衛という、うどん屋があったために」うどん坂と呼ぶようになったとの事。まんまですな。「昔の芋洗坂とまちがうことがある。」というのはすぐ傍の芋洗坂にはいわば「旧道」があり、そこと間違われるということでしょうな。ところで、標柱の向こうの路地の先の夜空に注目すると…。
饂飩坂下の脇道 彼方に東京タワーが一寸だけ
東京タワー(港区芝公園4丁目)の上の方が一寸だけ見えます。まぁ、ここで見なくともすぐ傍の外苑東通りからよく見えるんですが。
饂飩坂の途中より坂下の方
坂の途中、教善寺(右手)の門前付近より坂下方向。三叉路の坂下奥で合流するのが芋洗坂。
饂飩坂 坂上
あっという間に坂上です。こんな短い坂でも標柱が坂上坂下両方にあるんだから立派なもんです。で、坂上は外苑東通りに合流。
饂飩坂上 東京タワーが見える外苑東通り
饂飩坂上付近より、外苑東通り東(麻布台)方向。このあたりは道路の先に東京タワーが良く見え、撮影ポイントになってるようですな。外国人観光客達が頻りにスマホを向けていました。
関連記事:六本木界隈 坂道夜歩き
関連記事:六本木界隈