今回は東京都港区六本木5丁目より、「鳥居坂」の夜景でございます。鳥居坂というのは環状三号線・鳥居坂下交差点から北に上る坂道で、結構な急坂でございます。地図によっては外苑東通り・六本木五丁目交差点から六本木5丁目地区のほぼ真ん中を貫いて鳥居坂下交差点に至る道路全体を「鳥居坂」「麻布鳥居坂」と表記している場合もあるのですが、実際現地を歩いて見ると六本木五丁目交差点から駐日シンガポール大使館北角付近まではほぼ平坦でどう見ても坂ではなく、大使館北角付近から鳥居坂下交差点までいきなり急坂になるという感じで、また鳥居坂を示す標柱は坂下とやはり坂上の大使館北角付近に立っていることからその急坂こそが鳥居坂であろうと判断して構成しております。ではどうぞ。あ、あと六本木五丁目交差点〜鳥居坂上の方はこちらをどうぞ。
鳥居坂下交差点より
環状三号線・鳥居坂下交差点より。交差点内まで傾斜が及ぶ急勾配。
鳥居坂下の標柱と環状三号線
鳥居坂下の標柱付近から見る環状三号線。前述の通り鳥居坂の急坂の影響で交差点内もちょっと斜めになっており、交差点の向こう側を見るとあちらもガクンと落っこちるような急坂になっています。
鳥居坂下交差点の南側
交差点南側。感じからすると元はやはり鳥居坂の一部で環状三号線が出来た時に北側と分断された?ようにも見えますな。
坂下から見る急勾配
路面につけられた無数の滑り止めの○模様。この急勾配が坂上まで続きます。
鳥居坂の途中より 其の一
バイクとか自転車で下りるの怖そう…。
鳥居坂の途中より 其の二
坂の途中、坂上に近いあたりから見る高低差。
鳥居坂の途中より 其の三
沿道の建物に対する道路の傾斜具合。
鳥居坂上より
鳥居坂上の標柱付近。すなわち駐日シンガポール大使館(左手、坂下からの白い擁壁の上)北角付近。標柱の説明書きによれば「江戸時代のなかばまで、坂の東側に大名鳥居家の屋敷があった。元禄年間(1688〜1703)ごろ開かれた道である。」との事。坂の名前の由来は江戸の旗本大名屋敷の脇道だったというよくあるパターン。坂の東側とはシンガポール大使館がある側です。
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